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蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

¥30,000 税込

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夏の七十二候、蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)がテーマです。
(蚕起食桑の時期は5月21日頃から5月25日頃)

描いたのは睡眠中の蚕の幼虫です。

蚕は生まれてから死ぬまで
人の世話の中でしか生きられません。
絹の生産のために改良されて
野生の行き方を忘れてしまったからです。

蚕の幼虫の成長には
一齢期から五齢期まであり、
その間、蚕はひたすら
食事・睡眠・脱皮を繰り返します。
そして五齢期を迎えたところで
口から白い糸を出し、
自分の周りに繭を作り始め、
その繭は採取され加工されて絹(シルク)になり、
洋服や着物、ハンカチなどになり
使われていくのです。

絹は繊維の女王と言われているそうです。
蚕も成長したカイコガもその白さのせいか、
どこか可愛く見えてしまいます。

それが更に哀れさを生み出すのですが、
そう思うのも私達「人間」ならば、
その絹で編んだ衣服を綺麗だとまとうのも
私たち人間なんですよね。

この絵の中の蚕も
目を覚ましたらまた、
桑の葉を夢中で食べ始めます。

変えられたその使命のために。
〜七十二候について〜

七十二候とは、日本の一年を
71個に分けたものをいいます。
四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを
表現しています。
本来中国から渡ってきたものですが、
江戸時代に日本の気候に合わせて
作り直されました。
***********

●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm
●額装について
サイズ - 太子 379mm×288mm
色 - 白
マット色 - 薄藤
一般額5382-UVアクリル付
*******
絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による)
上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。

ご注文後に額装に入るため、
到着まで一週間から10日ほどお待ちください。

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