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はじめまして。
八束の庵
(やつかのいおり)
へようこそ。
水墨画アーティスト、
八束徹の作品を販売しております。
作品集|Collection
原画
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款冬華(ふきのはなさく)
¥30,000
冬の七十二候、水款冬華(ふきのはなさく)がテーマです。 (水泉動の時期は1月20日頃から1月24日頃) 春の山菜として知られる、フキ。 地下を延びる地下茎から、 葉より先に、花のみを咲かせる花茎を 地上にのぞかせます。 これをつぼみのまま採取したのが、 ふきのとうです。 雪上にポツンと顔を出したその姿は、 寂しい銀世界に「華」を与え、 やがて来る春を待つ人々に希望を与えます。 ふきのとうの収穫時期は2〜3月。 実際に花が咲く前の、 蕾の段階のほうが苦味が少ないため、 収穫が急がれます。 売られているものはほとんどが 人の手によって栽培されたものですが、 ふきのとうの天ぷらなど、 よく知られた料理ですね。 実家の食卓でも、ふきのとうの天ぷらは よく出てきましたし、 今でもお店にあれば食べたくなります。 お酒のあてにも、よく合いますね。 そんな時は、郷愁が酔いのまわりを ほんの少しだけ早めます。 そんな暖かい「春」を あなたのそばに置いてください。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について ******* 一般額5382UVアクリル付 サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 牡蠣色 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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水泉動(しみずあたたかをふくむ)
¥30,000
冬の七十二候、水泉動(しみずあたたかをふくむ)がテーマです。 (水泉動の時期は1月10日頃から1月14日頃) 水泉とは、 地下から自然に湧き出てくる 湧き水のことです。 その湧き水が、寒さ厳しい 冬の中にあっても すでに次の季節(春)へ向けて あたたかさを帯び始めているよ、と 伝えているのです。 凍てつく冬の厳しさの中にも、 必ず生きる希望はあると、 そう伝えているのです。 どんな人生にも必ず 希望はあると。 ところで、温泉も湧き水です。 その条件が温泉法に当てはまるかどうかで 呼び名が変わるだけです。 というわけで温泉の絵を描きました。 入っているのはニホンザル。 温泉に入るのはほとんどが 雌と子供だけだそうです。 雄は家族を守るために いつでも戦うようにしているため、 温泉に入ることは あまりないのだとか。 とっくりを浮かべて赤ら顔なのは どんな生き物より知恵の回る 人間だけみたいですね。 守るべき者のために厳冬に立ち向かう。 そんな男の生き様も、 家族にとっては希望になり得るのでは ないでしょうか。 この絵の猿は、 そんな男が守るべき 家族の象徴なのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について 一般額5382UVアクリル付 サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)|A Chicken Enters The Aviary
¥30,000
冬の七十二候・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)が テーマです。 (鶏始乳の時期は1月30日頃から2月3日頃) 鶏の家禽(かきん=家畜の鳥バージョン) の歴史を紐解くと、 鶏は初めは食用や採卵用ではなく、 こけこっこーと、 その甲高い鳴き声で 夜明けを知らせる鳥という 神秘性を持った有難い存在 として扱われていました。 その後、闘鶏、養鶏と家禽の歴史は 広がっていきましたが、 そんな夜明けの合図としての 神秘性は今も持ち続けています。 家禽として生まれてきた新しい命。 卵を産まないひよこのオスは 即、殺処分され、 残されたメスは成長後、 1〜2年間ほどの 排卵期間に卵を産みます。 こうして人間の元で育つ鶏には 親子で過ごす時間がありません。 せめてものために、 今回この親子を描きました。 寄り添う家族の姿を。 The history of chickens is as follows Chickens were not initially used for food or egg production, With their high-pitched clucking The chicken announces the dawn, They were regarded as precious beings with mystical qualities. The history of cockfighting, chicken farming, and poultry farming then expanded. Of the chickens born as poultry, Male chicks that do not lay eggs are slaughtered immediately. The remaining females are raised for one to two years after maturity. Thus, chickens raised by humans do not have time to spend together as a family. I painted this father and daughter because I wanted them to be together, at least in the picture. 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について 一般額TG14UVアクリル付 サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - マホ マット色 - オフ白10040 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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鴻雁北(こうがんきたへかえる)
¥30,000
春の七十二候・鴻雁北(こうがんきたへかえる)が テーマです。 (鴻雁北の時期は4月10日から4月14日頃) 冬を愛する渡り鳥、雁(がん)。 雁が水辺に漂う姿は 優雅で美しいもの。 湖や、沼、池のある公園など、 その姿を静かに眺める時間も 良いものです。 そんな雁達はやがて 春が訪れると日本を離れ、 寒いロシア(北)へ渡ります。 曇り空の下を、隊列を組んで。 この絵はその七十二候のタイトル通り、 北へ旅立つ雁を描いたものです。 薄墨で全体の形をとってから、 濃墨で表現できる部分・・・ 羽根や頭部などを その際の墨の滲みを利用しつつ 描いています。 彼らが北へ渡るのは、 生きるため。 冬へ冬へと向かう強さと美しさ、 そして寂しさ儚さをまとい、 空路を行く雁達。 彼らはその低い空が よく似合います。 それから・・・、 その北の国へ、 「平和」も届けてほしいなと思います。 平和を願うあなたの 強い想いのそばに置いてもらえたら この雁達もきっと幸せです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について 一般額5382UVアクリル付 サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 黒 マット色 - 牡蠣色 ******* ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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魚上氷(うおこおりをいずる)
¥30,000
春の七十二候・魚上氷(うおこおりをいずる)が テーマです。 (魚上氷の時期は2月12日頃から2月17日頃) まだまだ薄氷が水面に広がる中、 その下を魚が泳ぐ様子を描きました。 左側に残した余白は、その先へ続く川を 想像させてくれます。 水墨画における余白の効果的な使い方の ひとつです。 子供の頃には寒い朝の登校時などに わざと道を外れて、 小さな沢へと下りたりしたものです。 なんでも物めずらしく見えて、 楽しいと思えていた時期ですから、 ちょっと踏み込めばヒビが走る薄氷に 興奮したものです。 靴がびしょ濡れにならないように 気をつけながら、 陸から足を伸ばして 氷を割って遊んでいました。 その下で春を待つ魚達は、 罪を知らぬ無邪気な子供の悪戯を どんな気持ちで見上げていたのでしょうか。 もしかしたら本気で飛び上がって、 こっちを驚かしてやろう なんて思っていたのかもしれませんね。 想い出とは、 少し振り返ったらまた 明日へ迎える そのためのものですね。 この絵も同じように 役に立てるはずです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
¥30,000
春の七十二候、蟄虫啓戸 (すごもりむしとをひらく)がテーマです。 (蟄虫啓戸の時期は3月5日頃から3月9日頃) 春の訪れに、蟻が早々に土の中から 顔を出した様子を描きました。 蟻も世界中にたくさんの種類が存在し 冬の過ごし方も様々ですが、 ここで描いたのはクロナガアリです。 土にトンネルを掘ってコロニーを作る あのクロナガアリですね。 蟻は他の昆虫同様、変温動物であり、 気温によって体温が左右されます。 寒くなると活動ができなくなるため、 秋の間に餌を蓄えて それぞれの巣にこもり 春を待つというわけです。 そして暖かくなると、 働きアリが巣から出てきます。 それがこの絵です。 ところで「働きアリの法則」というのがあり、 仕事をサボる働きアリもいるそうです。 ただ、それは交代制で 疲労回復をするためであって、 しっかりした社会性が 出来上がっているそうです。 言い訳があるのは人間だけですね。 負けずにしっかり 生きたいものです。 使命を持ったこの勇姿を、 そばに置いてくれたら きっと力になりますよ。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 墨 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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桜始開(さくらはじめてひらく)
¥20,000
春の七十二候、桜始開(さくらはじめてひらく)がテーマです。 (桜始開の時期は3月25日頃から3月29日頃) その言葉の通りに、 桜が咲く様子を描きました。 立春を迎えてから、梅、桃、桜と 花見の対象になる花は絶えず咲きますが、 実際に一番人が集まるのは 桜の花見ですよね。 賑やか過ぎるくらいの酒の席も 日本の春の定番です。 桜は他のふたつと違い、 その長い花柄にいくつもの花が 密集して咲きます。 まさにその木の下にシートを敷いて、 酔いどれ、 笑い合う人達のように。 人に会い、人に望み、 人に頼り、人と別れる。 舞い散る桜の寂しさと 人の出会いと別れが、 どうにも私にはリンクしているような 気がしてなりません。 だからああして毎年、 たくさんの人がそこに 集まるのではないかと そんなふうに思えるのです。 (ちなみにこれは指で描きました) 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** 絵のサイズ*半紙(F4) - 334mm×243mm 額装サイズ*太子 - 379mm×288mm 一般額5382UVアクリル付 色 - 白 マット色 - 淡ピンク (額やマットはイメージ画と同じものになります) ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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虹始見(にじはじめてあらわる)
¥30,000
春の七十二候、虹始見(にじはじめてあらわる)がテーマです。 (虹始見の時期は4月15日頃から4月19日頃) 「淡い虹が架かる季節になった」 この七十二候はそんな意味なので、 遠い春の山あいに架かる 春の虹を描きました。 虹が主役ですが、派手さを避けて 遠くに小さく見えるように描いています。 まずは遠景を描き、 その奥に虹を走らせています。 目的はその美しさと春の虹の儚さを 表現することです。 そのために「赤橙黄緑青藍紫」の7つの虹色を そのまま全部描く必要はありません。 水墨画は引き算です。 儚さ、無駄の無さを表現するのには 特化したジャンルだというのが わかると思います。 この時期の雨の冷たさを忘れられる 夏がやがてやってきます。 高く青い空を覆う入道雲は 夏の激しい雨を大地に落としますが、 その代わり天に届く 鮮やかな虹も届けてくれます。 今とは違う、 夏のくっきりとした虹を。 けれど私があなたに届けたいのは、 この時期の淡い儚い虹です。 優しい虹模様です。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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牡丹華(ぼたんはなさく)
¥30,000
SOLD OUT
春の七十二候、牡丹華(ぼたんはなさく)がテーマです。 (牡丹華の時期は4月30日頃から5月4日頃) 牡丹の花言葉にある 富貴だの王様だのよりも、 「座れば牡丹」を描くつもりでかきました。 牡丹の花は内巻きになっているのですが、 内側の花びらと外側の花びらでは 開き方が少し変わります。 内側は元気にくるっと丸まっていますが、 外側の花びらはくたびれて 外に広がっている感じなので、 その形の違いを意識して描きます。 牡丹の花びらは花芯側(中央)の方が 色が濃いので、 薄墨を含んだ筆先に濃墨をつけて (先隈という技法) 描くとその表現ができます。 それから芍薬の花も 牡丹とよく似てるんですけど、 葉っぱに大きな違いがあって、 芍薬は丸みを帯びた1枚葉なんですが、 牡丹のほうはギザギザになっています。 あと牡丹の花びらは 結構密集してるんですけど、 写真とか見ながらそれを全部 1枚1枚もれなく書くとごちゃごちゃするので、 バランスを見ながら引き算していきます。 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 そんな女性との奇跡的な出会いを 男は変わらず夢に見ているものです。 ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ – 太子 379mm×288mm 色 – 白 マット色 – オフ白 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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蛙始鳴(かわずはじめてなく)
¥30,000
夏の七十二候、蛙始鳴(かわずはじめてなく)がテーマです。 (蛙始鳴の時期は5月5日頃から5月9日頃) 枝にしがみつく アマガエルを描きました。 筆全体で体を描き、 線で輪郭を足していきます。 カエルは水の中でも陸でも生きれる 両生類ではありますが、 体が乾くと皮膚呼吸ができなくなり 死んでしまいます。 なので常に体が湿っている状態です。 それを踏まえて、体を描く時は あまり乾筆にならないように、 しっかり筆に墨を含んでから描いています。 それからアマガエルは 目の周りに黒い模様があり、 これを描くことでわかりやすくなりますね。 こういう印象の強いところを逃さないのは どんな絵でも、、、 というか何を表現する場合でも大切ですね。 しっかりと伝えるために。 求愛でもそうですよね。 必死な時は自分の少しでも良いところを 一生懸命言うわけですから。 カエルのこの時期のゲコゲコも メスの求愛です。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - カレハ 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
¥30,000
夏の七十二候、蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)がテーマです。 (蚕起食桑の時期は5月21日頃から5月25日頃) 描いたのは睡眠中の蚕の幼虫です。 蚕は生まれてから死ぬまで 人の世話の中でしか生きられません。 絹の生産のために改良されて 野生の行き方を忘れてしまったからです。 蚕の幼虫の成長には 一齢期から五齢期まであり、 その間、蚕はひたすら 食事・睡眠・脱皮を繰り返します。 そして五齢期を迎えたところで 口から白い糸を出し、 自分の周りに繭を作り始め、 その繭は採取され加工されて絹(シルク)になり、 洋服や着物、ハンカチなどになり 使われていくのです。 絹は繊維の女王と言われているそうです。 蚕も成長したカイコガもその白さのせいか、 どこか可愛く見えてしまいます。 それが更に哀れさを生み出すのですが、 そう思うのも私達「人間」ならば、 その絹で編んだ衣服を綺麗だとまとうのも 私たち人間なんですよね。 この絵の中の蚕も 目を覚ましたらまた、 桑の葉を夢中で食べ始めます。 変えられたその使命のために。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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菖蒲華(あやめはなさく)
¥30,000
夏の七十二候、菖蒲華(あやめはなさく)がテーマです。 (菖蒲華の時期は6月26日から7月1日頃) あやめ、しょうぶにかきつばた。 あやめは美しい女性を表現するのに 使われた花のひとつです。 が、 今回描いたのはあやめではなく、 花菖蒲の原型とされる ノハナショウブと呼ばれる野生の花です。 それが品種改良されたのが花菖蒲であり、 こういった花の品種改良は 江戸時代に流行した文化のひとつでした。 品種改良をしたということは 原型を美しく変えたということであり、 それはまるで 化粧を施して美しくなった 女性のようではありませんか? その美しい女性に目を奪われる男たち。 いつの時代も変わりませんね。 もちろん私自身も含めて。 それと対になるのが ノハナショウブ。 決して目立ちませんが、 自然のままの美しさが そこにあります。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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温風至(あつかぜいたる)
¥30,000
夏の七十二候、温風至(あつかぜいたる)がテーマです。 (温風至の時期は7月7日頃から7月11日頃) 夏の風に新緑が舞う そんな様子を描きました。 温風と言われると穏やかなイメージですが、 汗ばむ蒸し暑い夏の南風が 吹き始めるということです。 現代の感覚だと、「暑風」ですかね。 毎年時期は変わりますが だいたいこの頃に梅雨は明けて、 夏の日差しが大地に 降り注ぐようになります。 夏の風に葉が散る様子は 秋のそれとは違って、 寂しさを感じさせませんよね。 不思議な話ですが、 その答えはきっと、 見上げた木のその向こうの 高い高い空が 知っているのでしょう。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - オフ白 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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大雨時行(たいうときどきにふる)
¥30,000
夏の七十二候、大雨時行(たいうときどきにふる)がテーマです。 (大雨時行の時期は8月2日から8月6日頃) 大阪出身の明治時代の俳人、 松瀬青々(まつせせいせい)が 詠んだ句に、 「夕立は貧しき町を洗い去る」 というものがあります。 蝉が鳴き止み、空は暗くなり、 夕立が通り過ぎていく。 夕立の後、薄暗くなったその町には また蝉の鳴き声が響き渡ります。 この大雨時行が終わると、 次の二十四節気は立秋に変わり、 暦の上では秋になります。 まだまだ暑い日が続く中、 本当の秋の訪れを待ち焦がれる 私やあなたの元へも 夕立は希望を残していくのです。 に、夕立を描きました。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - オフ白 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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玄鳥去(つばめさる)
¥30,000
秋の七十二候、玄鳥去(つばめさる)がテーマです。 (玄鳥去の時期は9月18日頃から9月22日頃) 夏鳥のツバメは日本の夏の風物詩。 真夏の青い空を旋回する姿は、 太陽の光を遮り、 大地に影を落としました。 春に日本へ渡ってきた彼らは、 夏の間に二度の子育てをこなし、 季節が変わるとまた 暖かい地を求めて去っていきます。 そんな長旅のためにツバメが選ぶのは 小雨や曇り空の日。 ぼやけたあの海の水平線の上を 今頃はもしかしたら そんなツバメ達が 渡っているのでしょうか。 ツバメが行ってしまうと 過ぎ去った夏が ふと恋しくなります。 あれだけ暑くて暑くて 早く終わってほしかった夏が、 今頃になって恋しくなるのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)
¥30,000
秋の七十二候、蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)がテーマです。 (蟄虫坏戸の時期は9月28日頃から10月2日頃) 夏が終わると、虫たちの 冬越しの準備が始まります。 今回描いたのは 冬越しする虫のひとつ、 スズメバチです。 ハチの冬越しは 種類によって違っていて、 ミツバチは女王蜂と働き蜂が 身を寄せ合いながら 冬の寒さを乗り切るのですが、 アシナガバチやスズメバチは 女王蜂以外はその寒さに負けて 死んでしまいます。 この絵はそんなスズメバチが 秋のコスモスから甘い蜜を 運び出そうとしているところです。 もうすぐ失う命で、 最後まで女王蜂のために 働いているのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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鴻雁来(こうがんきたる)
¥30,000
秋の七十二候、鴻雁来(こうがんきたる)がテーマです。 (鴻雁来の時期は10月8日頃から10月12日頃) 冬鳥である雁(がん)は 日本で冬を越すために 遠くシベリアなどから 海を渡ってきます。 主に日本で見られる雁は マガンとヒシクイ。 彼らが集まるのは沼地や湖です。 その飛来地として知られる 宮城県の伊豆沼、内沼には 毎年7万羽以上の雁がやってきます。 渡り鳥が危険を冒して 広い海を渡るのは、 食料を得て子孫を残すため。 人はそれぞれの理屈に 足を止めますが、 彼らはただ大切な家族を 守るために生き、 空を舞い続けます。 水辺で羽を休めたら また明日の朝、この雁たちも 手を取り合って ねぐらを飛び立つのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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霜始降(しもはじめてふる)
¥30,000
秋の七十二候、霜始降(しもはじめてふる)がテーマです。 (霜始降の時期は10月23日頃から10月27日頃) 霜が降りて大地に広がる様子は とても美しいもの。 肌寒い朝、外に出たら 辺り一面を支配する氷の結晶。 やがて昇る太陽に かき消されるまでの絶景。 私の故郷は 雪国の盆地にあります。 私がそこで暮らしていた当時は 今よりも秋の深まりが早く、 この時期の肌寒さも だいぶ違っていました。 学生時代、冷えた空気の中を 自転車を漕いで通学する朝には、 その広がる霜に、 余計に寒さを感じたものです。 そんな自然の美しさに囲まれながらも その対極にある退屈さにばかり心を割いて、 街を出ていくことが唯一の希望だった 少年の頃を思い出します。 けれどそんな遠い日の風景も 歳月を経ると 生きる支えになったりするんですよね。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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金盞香(きんせんかさく)
¥30,000
冬の七十二候、金盞香(きんせんかさく)がテーマです。 (金盞香の時期は11月17日頃から11月21日頃) ここでいうキンセンカとは、 白い花びらをつける水仙のことです。 時期はずれなのですが、 なぜかこの時期の七十二候に 組み込まれています。 なので、描いたのは 粉雪に揺れる日本水仙です。 雪中花の別名通り、 雪景色にひっそりと浮かぶ姿を 描きました。 日本水仙は冬の海辺に咲く花。 誰もいない海に 流れ着いてくる人っているものです。 そういうことがあるものです。 群れからはぐれた悲しみが その人が全てを投げ出す悲しみに ならないようにと、 その花は咲いているのです。 寒く冷たい海辺で 強く美しく生きる姿を、 その人に見せるために 咲いているのです。 孤独を知る人のために 咲いているのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - オフ白 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
¥30,000
SOLD OUT
冬の七十二候、橘始黄(たちばなはじめてきばむ)がテーマです。 (橘始黄の時期は12月2日頃から12月6日頃) 橘はみかんと同じくミカン科に 属しています。 みかんに似ていますが、 みかんより小さくて 実は唯一の日本産の柑橘系です。 秋になると紅葉する落葉樹と違って 常緑樹の橘の葉は一年中緑色に輝き、 実も長くそこに残ります。 この「変わらない姿」から 橘は古来から永遠の象徴とされてきました。 さらに日本書紀においては、 非時香果(ときじくのかぐのこのみ)と呼ばれ、 常世の国(神話における理想郷)から来た 不老不死の実ともされているのです。 古代の人々が橘に夢見たような 不老不死も永遠も 今では幻でしかありませんが、 歴史を紐解くと そこに生きていた人々心が 少しだけ垣間見れるような 気がするのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - 薄藤 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
¥30,000
冬の七十二候、水沢腹堅(さわみずこおりつめる)がテーマです。 (時期は1月25日頃から1月29日頃) 雪やこんこ あられやこんこ 降っても降っても ずんずんつもる 毎年毎年、雪の季節になると 思い出す歌です。 私が子供の頃、私の故郷は 今以上に雪が降り積もっていました。 寝て起きて玄関のドアを開けたら、 一夜にして世界が変わっていました。 当時当たり前のように 見ていた銀世界は 時代とともに少しずつ変貌し、 現在では真冬でさえ アスファルトが見えているような 朝を迎えることも 多くなってきているようです。 都会で見上げる灰色の空からは その結晶はなかなか 舞い降りてきませんが、 いつも私の胸の中にあるのは あの気の遠くなるほど真っ白な 雪景色なのです。 〜七十二候について〜 七十二候とは、日本の一年を 71個に分けたものをいいます。 四季よりも詳細に日本の季節の移り変わりを 表現しています。 本来中国から渡ってきたものですが、 江戸時代に日本の気候に合わせて 作り直されました。 *********** ●絵のサイズ 半紙(F4) 334mm×243mm ●額装について サイズ - 太子 379mm×288mm 色 - 白 マット色 - オフ白 一般額5382-UVアクリル付 ******* 絵画代30000円+額装代5000円+送料100サイズ分(地域による) 上記の額装代と送料を絵画代に含めて¥30000円でご提供いたします。 ご注文後に額装に入るため、 到着まで一週間から10日ほどお待ちください。
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生きて明日へ
¥500,000
描いたのは黒豹です。 この絵は私の軸です。 私の意思、想いです。 この目は明日を睨んでいます。 *********** 半紙サイズ/未額装 紙の劣化により、全体的に黄ばんでいます。 一時期半紙掛けに飾っていたため、 四角に日焼け跡があります。
原画作成のご依頼について
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画家プロフィール
八束徹
水墨画アーティスト。
名前の読み方は「やつかとおる」。
1976年1月11日福島県生まれ。
高校卒業後、運送や工場の仕事をしながら
音楽活動を続け、
薄暗いライブハウスで歌い暮らした。
40才を過ぎて、アーティストとしての
幅を広げるべく始めた水墨画が
公募展、アジア創造美術展
(現・美は国境を越えて)にて特別賞を受賞。
ハンガリーの博物館に寄贈される。
メジャーレーベル発売の
CDジャケットの作画、
個展販売などを経て2023年開業。
水墨画の魅力を活かしながら、
大手企業様より発売のCDジャケット、
商品イラストなどを
を手がける。
最新作はInstagramで更新中です。
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